【富士市】トイレットペーパーの歴史を学ぼう!富士山かぐや姫ミュージアムでは、企画展「トイレの紙さま〜おしりふきふきいまむかし〜」が開催中!

現在、富士山かぐや姫ミュージアムでは、2022年6月12日まで企画展「トイレの紙さま〜おしりふきふきいまむかし〜」が開催されています。

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富士市は言わずと知れた紙のまちです。衛生用紙(トイレットペーパー、ティッシュなどの家庭紙)については、国内屈指のシェアを誇っています。2020年3月にはコロナ禍の混乱でトイレットペーパーの買い占めが問題になりました。市内にある丸富製紙がTwitterでトイレットペーパーの在庫があることを発信し話題になりましたね。紙のまちである富士市が注目されました。

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今回の企画展は市内のトイレットペーパーの生産や紙生産の歴史を紐解いています。トイレットペーパー誕生前のおしりを拭く方法なども紹介されています。

こちらのちり紙、ご存知でしょうか?今でも販売されているドラッグストアがありますよ。トイレットペーパー誕生前はこちらが主流でした。

昭和24年〜33年に在日米軍基地へ納めていた当時の製品が展示されていました。市内最古のトイレットペーパーだったそうです。

こちらが最古のトイレットペーパーです。歴史を感じますが、レッテルがカッコイイですね。

こちらはトイレットペーパーのレッテル(包み紙)。昭和期のものです。この古めかしさが今見ると新しくさえ感じる昭和レトロなレッテル。

こちらは平成後期〜令和初年収集のレッテル。半数は富士市内の製品。イベントや店舗の広告として活用されています。

こちらは市内の障害福祉サービス事業所「くすの木学園」で生産されている富士市PRトイレットペーパー。富士市の特徴が描かれています。

今やトイレットペーパーでおしりを拭くのがあたりまえですが、昔はどのようにしていたのでしょうか?稲わら、植物の葉などで拭いていたようです。中でもフキの葉はサイズが大きいこと、柔らかく肌触りが良いこと、どこにでも生えていて楽に集められ、採ってもすぐに生えてくることなど、尻拭き素材の条件を満たしていたため重宝されたようです。

各家庭で新聞をとる習慣が浸透し始めた昭和初期から昭和30年代頃には新聞紙がよく使われていたそうです。

現在、あたりまえに使用しているトイレットペーパーがもたらす豊かさと有り難みを感じられる展示になっています。

是非、足を運んで学んでみてくださいね。

 

富士山かぐや姫ミュージアムはこちら↓

あけぽん

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