【富士市】「第37回平和のための富士戦争展」が8月17日まで開催中。富士市役所では「ミニミニ原爆展」が29日まで開催中。
市民の皆さんに戦争の悲惨さと平和の尊さを感じていただくため、毎年8月に、核兵器廃絶平和市民の会主催の「平和のための富士戦争展」が開催されます。富士市役所では、毎年8月に「ミニミニ原爆展」が開催されています。
「第37回平和のための富士戦争展」8月12日(火)~17日(日)9:00~17:00
令和7年8月12日(火)~17日(日)まで「第37回平和のための富士戦争展」が「ロゼシアター展示室」にて開催されています。
今年は戦後80年です。この機会に平和について考えてみませんか?
8月12日(火)10:00から開会式が行われました。中学生3人のスピーチなどもあり戦争や平和への思いを聞くことができました。
開会式終了後には書道家「赤澤佳心」さんの書道パフォーマンスが行われ、来場者の目を惹きつけました。こちらの書は展示されています。
戦争についての写真や資料が展示されています。
富士市は、昭和60年11月19日に核兵器廃絶平和都市を宣言しました。今年で40周年を迎えました。富士市内には核兵器廃絶平和都市宣言塔やモニュメント(時計台)があります。
特別展として「ジョー・オダネル写真展」が同時開催されています。
ジョー・オダネル氏はアメリカ海兵軍の従軍カメラマンとして1945年に佐世保に上陸。その後、私用のカメラで長崎・広島を始め日本各地を記録したそうです。帰国後は持ち帰ったネガをトランクに納め封印しましたが、あの時見た惨状が頭から離れず45年を経てトランクを開けて写真展を開いたそうです。26枚の写真が展示されています。
伝法小学校3年生が制作された紙バンドを使った色とりどりの花を飾った「平和を祈る鶴」。
富士川第一中学校の戦争についての感想文なども展示されています。
令和5年から次代を担う市内中学生を対象に被爆地広島市への派遣を行い、戦争の悲惨さを知ることで、平和の大切さや命の尊さを学ぶ機会を提供するとともに、報告会等を通じて市民全体への核兵器廃絶及び世界の恒久平和への意識啓発を目的とした「中学生広島市派遣事業」についての展示があります。活動の様子が「ロゼシアター」、「富士市役所」に展示されています。
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8月12日(火)~29日(金)8:30~17:15 ※土曜日・日曜日・祝日は除く。
富士市役所2階の市民ホールにて「ミニミニ原爆展」が開催されています。
令和6年度「中学生広島市派遣事業」の展示もあります。
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